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高校生へ贈る言葉

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先日母校である西宮市立西宮高校の文化祭にて、同級生の藤田理代さんと企画展「記憶の華」をさせて頂きました。

企画展では、私たちの活動や軌跡とともに、私たちが出逢った素敵な大人たちから、「高校生へ贈る言葉」を頂き、お手紙のようにレイアウトし、黒板に掲示しました。

全部で23名の、国内外様々な場所で自分らしい生き方をなさる皆さまにご協力頂き、本当にありがたく思います。

 

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なかには、23通全てを読んでくださる生徒さんやご父兄の方もいらっしゃったり、「こんな世界があるんだなって感動しました!」「本当に興味深い内容ばかりでした」「展示だけで終わるのは勿体ないからどこかで子どもたちが見られるようにしてほしい」なんて言葉を頂きました。

もし、私たちの試みが少しでも誰かのなにかのきっかけとなれば・・・とてもしあわせなことだと思います。

ホームページに、私が「高校生に贈る言葉」に記したことを、自分の備忘のためにも掲載しておきます。

 


私は高校を卒業して、同志社大学へ進学、卒業後は三菱東京UFJ銀行の外為課で7年半働き、子どもの頃からの夢であった「個人でフリーとして働いて自立すること」を目指し、2年前に銀行を退職しました。

その13年の間には、高校時代には想像もつかなかったような色とりどりな人や出来事や、湧き上がる感情との出逢いがあり、今、31歳の自分がいます。

そんな私が自分の高校時代を振り返って、言ってあげたいなと思った3つのことを記します。

1つ目。
高校時代は、「個」としての自分を意識しつつも、それを自由に表現できないもどかしさもあるかもしれません。
でも今、他者とは違う「自分の個性」を感じているとしたら、それは、今後の長い人生で、大切な生きるヒントになると思います。「私は今なにを感じているの?」「私は今本当はどうしたいの?」と自分の心と常に対話して、どんな自分の感情にも興味をもち、認めてあげてください。


2つ目。
人の本心や世の中の価値観は、実は曖昧なものばかりだと私は思っています。自分自身を振り返ってみても、本心だと思って言ったことが実はそうじゃなかったなんて経験がきっと誰しもあるように、他者の言動も、それだけを見て本心と決めつけない感性や想像力があると、人との繋がりも自分の可能性も、ぐんと広がるんじゃないかなと思います。
また、「思いやりをもった想像力」を持つことで、表面だけでは見えない他者の優しさや痛みにも気付くことができます。
信頼し合える人が一人でもいる人生は、とても心強いものだと思います。

最後に、「大人になる」ということは、自由になるということだと私は思います。自分の責任で、自由になれるということです。
私もまだまだ人生半ば、志も半ばですが、ときには意志を超えた大きなものに巻かれながら、迷いながら、揺れながらも、一つずつ自分が「決めた」ことを積み重ね続けて、、、○年後、どんな自分になっているのかワクワクしながら生きたいと思います。                                

AddBlue 中川裕賀

2016-07-04 | Posted in Blog, GalleryNo Comments » 
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